腹痛について
腹痛とは
お子さまはよく腹痛を訴えます。急な腹痛で最も多いのはお腹にガスが溜まる場合、消化不良を起こしている場合や便秘などが考えられます。その他の原因は、細菌やウイルスによる急性胃腸炎や風邪、あとストレスによる心因性の腹痛があります。
腹痛の原因
お子さまの腹痛の原因として最も多いのは便秘です。その次はウイルスなどによる急性胃腸炎が多いでしょう。一方で虫垂炎や腸重積といったような心配しがちな、緊急性の高い病気はそれほど多い頻度ではありません。しかしながら重篤な病気を見逃さないように注意は必要です。便秘薬や下痢止めなどを安易に使用せず、きちんと原因を突き止めて治療することが大切です。
治療方法
様子をみる
・お腹の風邪がまわりで流行っている
・2~3日腹痛が続いている
・便が数日出ていない
・便がでればと痛みがおさまった
・便の表面に血がついている。またはティッシュに血がついていた
・おへそ周りを痛がっている
診療時間内に受診しましょう
・股の周辺部分(陰のう、股のつけね)を痛がる
・パンパンにお腹が膨らんでいる
・お腹に触れると嫌がる
できるだけ早急に受診しましょう
・激しくお腹をぶつけた
・排便時に血が混じっている
・コーヒーのかすに似ている嘔吐があった