頭痛について
頭痛とは
お子さまが訴える頭痛の多くは検査を行っても異常がない片頭痛です。しかしながら、ごく稀に脳腫瘍などによる二次性頭痛がありますので注意は必要です。
ここではよく起こる片頭痛についてお伝えします。
片頭痛の特徴
- 1,頭痛の持続時間は1時間〜72時間くらいである
- 2,前頭部や側頭部などが痛む両側性である
- 3,吐き気や悪心、嘔吐などの症状を伴うこともある
- 4,匂いや光、音などに過敏になる
- 5,目の前に違和感あるなどの前兆がある
頭痛の原因
お子さまの頭痛は、風邪(かぜ)などによる発熱が原因で起こることが多いです。
まず発熱がないかどうかを確かめてみてください。
その他には、体調不良やアレルギー性鼻炎による鼻づまり、運動不足や精神的なストレスなども頭痛の原因としては考えられます。
頭痛が頻繁にある場合、もしくは慢性化している場合は、風邪(かぜ)以外の病気が考えられます。また両親のどちらかが片頭痛をお持ちであれば、お子さまにも体質が遺伝していることが考えられます。
治療方法
様子をみる
・元気である
・鼻づまりがひどく鼻声
診療時間内に小児科を受診してください
・元気がない
・38度以上の発熱
大至急小児科がある病院を受診してください
・何回も嘔吐する
・頭を激しくぶつけてしまった
救急病院を受診するか救急車を呼んでください
・痙攣(けいれん)や、ひきつけを起こしている
・意識がない、おかしい